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日本の言葉と文明
- 仲條拓躬
2026/09/25 (Fri) 05:56:42
世界から不思議な民族、不思議な文明として見られている日本という国、そしてこの民族は、何処から来たのか?は幾多の学者によって推論されて来ましたがその有力な手がかりは言葉にあると思います。その観点から画期的研究を発表したのが角田忠信博士による「日本人の脳」という著書です。
大脳の左右の働きの違いに関する研究で左脳は言語脳、右脳は音楽脳と別れており、耳から入ってきた音を左脳、右脳に分別する機能があって、その機能が日本人と外国人とでまるで違った働きをすることが証明されました。
例えば虫の音や鐘の音や、さわやかな風の音、しんしんと降る雪の音等日本人は左の言語脳に入ってくるが、外国人には殆ど雑音として右脳に入ってしまいます。即ち秋の夜に蟲の音を聞いて、わびしさを感じ、風の音にさわやかさを感ずる所謂日本人の情感の世界、わびさびの世界は左脳が働かない外国人には殆どわからない世界なのです。
茶の湯や日本庭園や俳句の文化は日本人の左脳が拓いた文化で、外国では造りえない文化なのです。このような世界で類例の無い日本の大脳の機能は何によって出来上がったのか?それは遺伝体質ではなく、角田博士の結論によれば幼児時期七歳位迄日本語で育つ環境で日本人独特の左右の脳機能が出来上がると言います。
外国人でも幼兒少年期に日本語で育てれば日本人と同じ機能の大脳になると、即ち母音で成り立つ日本語が左の言語脳に虫の音や鐘の音を受け入れるスイッチ機能を持たせるのだろう。との結論で、子音を主とする外国語では、これらの音は殆ど雑音として右脳へ入ってしまうのであると。
ここに母音(あいうえお)を主とする日本語に何か深い意識があるのではないか、しからば世界中でこの日本人の脳の働きと同じ機能を持つ民族はいないのか?と角田博士が探した結果、南太平洋のポリネシアの人々に日本人と同じ脳機能を持つことを発見しました。ポリネシア語も日本語と同じく母音を主として構成されていたのです。
ここからは子どもの頃から家族のようにお付き合いをさせていただいていた、石原莞爾平和思想研究会で編集長だった、戸辺先生のお話しによるものですが、ポリネシアは太平洋で突如1万2000年前海底に沈んだというムー大陸の西の端で山頂島々として残ったのではないか、そして日本が東の端というか、竹内文書によればムー大陸の本国であったのではないか。
又ムー大陸の沈没から逃れて中南米にたどり着き、築いた文明がマヤでありインカ文明で、この恐怖の伝承が南米ペルーに造られた空中都市「マチュピチュ」の山頂都市の遺跡で、アスカ高原に画かれた巨大な絵図は宇宙人とのコンタクトのあかしであろうか。
即ちムー大陸の沈没で残された南太平洋のポリネシアの人々の大脳機能がわが日本人の脳機能と同じとは、日本語の中にムー文明の謎が最も色濃く残っているのではないか、「始めに言葉あり」の神の啓示ではないが、日本語の中にムー文明(巨石文明)に鍵があると言います。
竹内古文書にある「神代文字」の多数の文字の中に人類数十万年の歴史が繙けるのではないか。世界中の文字の源泉が日本の神代文字から生まれている証明が可能になった時、人類は平和統一へ向って大きく前進するのだろうと言います。
海鳥について
- 仲條拓躬
2026/09/24 (Thu) 17:20:31
ペンギンが潜水上手なのは、南極の海にエサが豊富だからです。島の仲間で、生活の場を海へ移したグループを「海鳥」と言います。ペンギンは、その中でも潜水能力を最も高めた鳥です。
南半球は、北半球と違って海がとても広く、ペンギンの生息数の多い南極周辺の海はオキアミや小魚が豊富です。空で生きるよりも海に潜ったほうが食べ物をたくさん得ることができたので、飛ぶことを捨て、潜水の専門家になったのです。
ペンギンの潜水能力は、コウテイペンギンで500m以上潜れます。ペンギンは水中で羽ばたき、翼を打ち下げるときと打ち上げるときの両方で進むことができます。そのために矢のように潜水をすることできます。
ちなみに、潜水が最も得意なのはコウテイペンギンです。500m以上の深さまで潜ることができ、20分以上も潜水を続けられます。ほかにも海に潜れる海鳥は、カモメです。少しだけ潜ることができます。身近な海鳥であるカモメも、小魚や動物プランクトンを食べるために海に潜ることができますが、潜る深さはせいぜい1mです。
ウミスズメやウミガラスの仲間はペンギンほど上手ではありませんが、水中で羽ばたいて潜ることができ、ハシブトウミガラスは深さ136mまで潜ったという記録があります。海鳥はみんな潜ることができるのではありません。アホウドリは潜ることができません。
その代わり飛ぶ能力がとても高く、羽ばたきをしないで風を上手にとらえて、長時間滑空することができます。潜ることができないので、海に浮いているものを食べるしかなく、そのため、できるだけエネルギーを使わないで長時間空にとどまるようにして、海上のエサを探しているのです。
海の中の食物連鎖
- 仲條拓躬
2026/09/24 (Thu) 17:19:11
1次生産者は植物プランクトンで、動物プランクトンや魚が消費者です。太陽エネルギーを利用して栄養分をつくるのが 「1次生産者」。その大部分は植物プランクトンで、その植物プランクトンを 「1次消費者」の動物プランクトンが食べ、動物プランクトンを 「2次消費者」の魚が食べると、上位になればなるほど捕食者のサイズは大きくなります。
地球最大の生物シロナガスクジラは、体は大きいですが、実は動物プランクトンを食べる2次消費者です。サメはどうやって獲物を捕まえるのかといいますと、獲物の察知攻撃に優れた戦略を駆使します。
サメ界最強のホホジロザメの場合、獲物を察知するときは、聴覚・嗅覚・視覚・振動の感知のほか、獲物が発するわずかな電流を捉えることもできます。獲物に死角から近づき一気に襲います。アザラシなど大きな獲物の場合は、18tもの力を出す強力なアゴで深手を負わせ、息絶えた頃に戻って捕食します。
サメは死んだ後、その栄養はほかの生物に利用されます。サメなど最上位の捕食者も死んだ後は、その栄養がほかの生物に利用されます。この時、重要な役目を担うのがバクテリアです。彼らは、サメも含め、すべての遺骸を分解し、植物の光合成に欠かせない栄養塩類を水中に放出します。
植物プランクトンはこれを再び利用して光合成を行い、有機物をつくるのです。太陽光の届かない深海に生態系はあるのかというと「化学合成生態系」が知られています。海底の熱水噴出孔から噴出する硫化水素やメタンから有機物を生産する「化学合成細菌」が、植物プランクトンの代わりとなって食物連鎖が成り立ちます。
同じように太陽光に頼らない生態系は、海底に沈んだ死んだクジラの骨や湧水孔の周囲でも見られます。毎年800万以上もの廃プラスチックが海流や風に乗って世界中の海を漂っています。これらは自然に分解されることがありません。
直径5mm以下の細かい小片は「マイクロプラスチック」と呼ばれ、回収することもできないゴミとなっています。 動物プランクトンの大きさと変わらないため、海洋生物が間違って食べると体内に溜まり、食物連鎖によって、最終的に私たち人間が食べることになります。マイクロプラスチックは、いまや地球規模の脅威と捉えられているのです。
深海の魚について
- 仲條拓躬
2026/09/24 (Thu) 17:17:50
世界最深部の約11000mにも、生物が棲んでいます。深海は生物が棲むには過酷な環境です。水圧は水深が10m増すごとに1気圧ずつ増え、1000mでは約101気圧にもなり、人間の体は簡単に潰れてしまいます。
また、光の届かない暗黒の世界は水温も低くなります。1830年代までは、約550m より深くには、生物が棲めないと考えられていましたが、現在は、世界最深部の約11000mにも生物がいることが分かっています。
海洋の90%以上を占める200m以深の深海は、広大な未知の生活圏なのです。深海にも食べ物はあります。「マリンスノー」が栄養を運びます。200m以深の深海では、植物プランクトンが光合成をすることができません。
その深海に栄養を届けているのは「マリンスノー」です。これは植物プランクトンやそれを食べた生物の死骸やフンのかたまり。沈みゆく過程でさまざまな生物に食べられたり分解されたりしながら、深海まで及ぶのです。
深海生物が発光するのは、5つほどの役割があると考えられます。発光する深海生物は、発光物質のルシフェリンを酵素のルシフェラーゼで酸化して発光します。それは「①光で身を隠す」「②敵の目をくらます」「③仲間と交信する」「④まわりを照らす」「⑤餌をおびき寄せる」の5つです。
深海の魚が怖い顔をしているのは、少ないエサを効率的に獲るために、独自に進化したからと考えられます。深海はエサになる生物が少ない奪い合いの世界。わずかなチャンスに出会ったら、確実にモノにしなければ生き残れません。
獲物を確実に仕留めるには、アゴや牙を発達させる方が有利になります。その結果、生存競争に勝ち残った種が、いかつい怖い顔をしているのだと考えられています。
海の生き物の多くは
- 仲條拓躬
2026/09/24 (Thu) 17:16:31
泳ぐ「ネクトン」、漂う「プランクトン」、そして、海底にいる「ベントス」です。海洋生物は生活様式の違いで分類することができます。「ネクトン」は自分で泳げる生物で、魚やクジラ、イカなどが属しています。
「プランクトン」 は海中を漂う生物で、植物プランクトン、動物プランクトン、バクテリア、クラゲなどです。「ベントス」は海の底にいるイソギンチャクやウニ、カニ、ゴカイなどです。
ちなみに、海底付近を泳ぐヒラメやカレイは、「ネクトベントス」と言い、ベントスに含まれます。海にも哺乳類はいます。イルカやクジラ、アザラシなどは哺乳類です。哺乳類の中には、進化の過程で水の中に生活の場を広げたものがいて、「海獣」と呼ばれます。
水中生活に最も特化したのはクジラの仲間で、水の浮力に支えられて地球最大の生物になったシロナガスクジラやイルカが属します。ほかにはアザラシ、アシカ、ジュゴン、マナティ、ラッコなども海獣の仲間です。
サンゴは動物です。サンゴはクラゲと同じ刺胞動物門というグループに属する動物です。卵からかえると、幼生は泳いで棲むところを探し定着して成長します。共生相手の褐虫藻から栄養をもらうほか、触手で動物性プランクトンを捕まえて食べる肉食動物です。
多くのサンゴが満月の頃を待って一斉に産卵します。クリオネの正体は、ハダカカメガイの仲間です。「流氷の天使」とも言われるクリオネは、巻貝の仲間です。正式な名前は「ハダカカメガイ」と言います。
貝殻は成長と共に消失してお馴染みの姿になります。見かけによらず肉食で、エサの「ミジンウキマイマイ」などが近づくと、頭頂部から6本の触手を伸ばして捕獲します。その姿は思いのほかにホラーです。
海の生き物の多くは、潮の満ち引きのリズムに同調して生きています。シオマネキは上げ潮のときは穴の中にいて、潮が引くと穴から出てきてエサを探し始めます。カニを実験室に連れ帰ると、干潮の時間帯に活発になることが観察されています。
また、ウミガメは、夜、砂浜に上陸して産卵をしますが、潮の満ち引きが大きい砂浜では満潮に合わせて上陸します。そして、卵が波をかぶったり流されたりしないよう、満潮線より上に産卵するのです。
サンゴ礁について
- 仲條拓躬
2026/09/24 (Thu) 17:15:14
「インド洋の真珠」モルディブ、ロックアイランドが必見のパラオ。インドの南西約600㎞の洋上に散らばるモルディブ諸島は、大小1200もの島々で構成される26の環礁からなります。
青い海に点在する、白砂輝くラグーンを囲むサンゴの輪は、「インド洋の真珠」と称されています。ミクロネシアの海で大小200以上の島々が浮かぶパラオも豊かなサンゴ礁に囲まれています。
ロックアイランドでは、古代のサンゴ礁が隆起した島々と、それを囲む現生のサンゴ礁が美しい景観を織りなしています。世界最大のサンゴ礁は、オーストラリアのグレートバリアリーフです。
オーストラリア東岸に約2000㎞もの長さで続くグレートバリアリーフは、世界最大のサンゴ礁群です。350種以上のサンゴが群生し、面積はおよそ35万㎞²で、日本の総面積に匹敵するほどの広さです。
サンゴの白化現象は、水温でサンゴが白くなる現象です。海水温が異常に高くなったりすると、サンゴから褐虫藻が抜け出してしまい、サンゴの色が白っぽくなってしまいます。これが「白化現象」で、共生相手がいなくなったサンゴは死んでしまいます。
近年、地球温暖化の影響が引き起こす世界規模の白化現象が問題になっています。ほとんどの鍾乳洞は、もとはサンゴ礁でした。鍾乳洞は石灰岩を酸性の水が溶かしてできる地形です。その石灰岩のほとんどが、はるかむかしに南洋の海で育ったサンゴ礁がもとになっています。
サンゴ礁が、ときとして厚さ数百mにも成長し、長い時間をかけてプレート運動で運ばれてきて海溝で沈み込んで「付加体」としてくっついたものが、鍾乳洞のもとになっているのです。岩手県岩泉町の「龍泉洞」は、日本最大級の鍾乳洞のひとつです。湖水の透明度の高さで有名です。
島と大陸はなにが違う
- 仲條拓躬
2026/09/24 (Thu) 17:12:27
海底火山の噴火で、マグマが積み重なると島になります。島のでき方にはいろいろありますが、ほとんどの島は海底火山の噴火により、マグマが積み重なって島になった火山島です。ハワイ諸島や日本列島もこれに分類されます。
ほかには、地殻変動で海底が隆起してできた隆起島、逆に陸地が沈降して一部分だけが海面に顔を出した沈降島、サンゴが作り出したサンゴ島などがあります。世界でいちばん新しい島は、小笠原諸島の西之島新島です。
世界でいちばん新しい島は、実は日本の島で、2013年11月10日に小笠原諸島西之島近くの海底火山が噴火して誕生した西之島新島です。その後、大きく成長して旧西之島とつながり、現在は一体化しています。
島と大陸はなにが違うのかというと、オーストラリア大陸より小さな陸地が「島」です。海洋法に関する国際連合条約では、島とは 「自然に形成された陸地」であり、「水に囲まれ」「満潮時においても水面上にあるもの」と規定されています。
世界的にみれば、オーストラリア大陸より小さな陸地を「島」と呼ぶのが一般的で、最大の島はグリーンランドとされています。日本に島は、6852 島です。昭和62年時点で、海上保安庁が、北海道・本州・四国・九州を含めた日本の構成島数を6852島と発表しています。
ただし、日本の領海内で、海洋法に関する国際連合条約の基準どおりに島を数えると無数に存在するので、この数は「周囲が0.1㎞以上のもの」など、独自の基準でカウントされたものです。長崎県佐世保市の石岳展望台から望む九十九島。谷間に水が入り込み、高い陸地が水面に顔を出してできた多島海です。
天皇追訴の意向について
- 仲條拓躬
2026/09/24 (Thu) 17:10:12
岡田証言の過程では、天皇問題に照明があてられました。反対訊問をおこなったのはキーナン検事ですが、検事は真珠湾攻撃の前後に、天皇はとにかく戦争を欲せず、回避のためにあらゆる努力をしておられたと確信をもっていえるか、と尋ねました。
岡田「それは確信をもって言えます。天皇陛下は、負けるとか勝つとかいうことを考えておられず、戦争がおいやなのです」キーナン「しかし、陛下の努力をもってしても、これを回避することができなかったわけですか」岡田「そのとおりです」
被告席の重光元外相は頭をあげた。キーナン検事は、明らかに、天皇に戦争責任はないという結論をひきだそうとしている。「ちょっと、主席検事、ただいまの質問と本裁判との関連性が理解できないが」ウェップ裁判長が口をはさんだ。
天皇は訴追されていない。被告以外の者にかんする証明は裁判に関係なかろう、との意味だが、この発言はさらに含意がある。キーナン検事がうなずいて質問をひっこめれば、天皇にたいする訴追は留保されたという効果を生むからです。
キーナン検事は、関連性は大いにある、これら被告は「共同謀議によって日本国民をあざむき、宣戦の大詔を発することによって、天皇が戦争を支持したと日本国民に信じさせたのだ」と、主張した。
それはおかしい。この長い裁判でそういうことを聞いたのははじめてだ、「今まで提出された検事側の証拠に反するものだ」と、ウェップ裁判長は、今度は意中を露呈しながら反ばくしたが、キーナン検事はきっぱりと答えた。
「主席検事として法廷の注意を喚起したいが、現在被告席にいる者が本裁判の被告である。われわれは、戦争に責任があるのは彼らだと信じている。ほかにいるなら、その者もこの席に並んでいるはずである」重光元外相は肩の力をぬいた。
天皇の訴追または出廷問題は、なにぶんにも裁判が十一カ国の連合裁判であるだけに、一国の主張で左右される保障はなく、なお不安定である。とりわけ、ウェップ裁判長の態度は気にかかる。が、ともかく、この明確な言明で、キーナン検事に天皇訴追の意向がないことは、はっきりしたのです。
エベレストはどうやってできた - 仲條拓躬
2026/09/14 (Mon) 19:07:01
世界一の山は、海底の堆積物が押し上げられてできました。標高8000mを超えるエベレストは、海底にたまった砂や泥が固まってできた堆積岩でできています。この場所は、はるか昔には海の底だったからです。
インド亜大陸は2億年ほど前には赤道を越えたはるか南にあり、プレート運動によって移動してきて、4300万年ほど前にユーラシア大陸のいまの場所にぶつかりました。その間にたまっていた海底の堆積物が押し上げられ、現在のヒマラヤ山脈ができたのです。
エベレストが、かつて海だった証拠として、イエローバンドやアンモナイトの化石などが見つかっています。エベレストをつくる岩石からは、アンモナイトなど太古の海に生息していた生物の化石がたくさん発掘されています。
また、頂上近くで見られる、いく筋もの黄色っぽい帯状の地層 「イエローバンド」は、大昔の海に生息していた円石藻などのプランクトンの化石です。大陸は、プレートテクトニクスによって動きます。
地球の表面は厚さ100㎞ほどの十数枚のプレートと呼ばれる岩盤からできています。プレートは地球上に、大きなもの14~15枚くらいあります。地殻をつくっているプレートは大きなもので14~15枚あります。
最大のプレートは太平洋プレートで、面積は1億kmを超えます。日本列島のまわりには、北アメリカプレート、太平洋プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートという4枚のプレートが集まっています。
南極点は大陸で北極点は氷 - 仲條拓躬
2026/09/14 (Mon) 19:05:45
南極は極点を大陸が囲んでいますが、北極は極点に陸地がなく、夏でも溶けない多年氷という氷が浮いているだけです。仮に北極に基地をつくっても、漂う氷とともに移動して、最終的には大西洋に流出する恐れがあります。
そのため、南極の昭和基地のような常設の基地はつくれません。北極に陸地がないことが分かったのは、19世紀にナンセンが北極海を漂流したときです。1893年、探検家のナンセンは、調査船「フラム号」と共に北極海の氷に閉じ込められました。
ナンセンは仲間1人と犬ぞりで、北極点へ向かい、フラム号は氷に閉ざされたまま漂流を続け、それぞれ帰還したのは3年後。北極点到達は叶わなかったものの、この漂流で北極には陸地がないことが判明したのです。
それぞれの海には、どんな生き物が棲んでいるかというと、南極にはペンギン、北極にはホッキョクグマがいます。ペンギンは南極にいますが、北極にはいません。南半球で進化したペンギンは暑い熱帯を越えられなかったと考えられています。
一方、北極にはホッキョクグマやホッキョクギツネなどの動物がいますが、南極にはいません。北極は大陸に囲まれ氷づたいに渡ることができましたが、南極は孤立した大陸であるため渡れませんでした。南極や北極の魚はなぜ凍らないのかといいますと血液中に不凍性タンパク質を持っているからです。
海水の氷点はマイナス1.8℃。海面が凍るような海では、魚も凍ってしまうように思えるかもしれません。実は北極海や南極海の魚の血液中には、不凍液の働きをする不凍性タンパク質があり、そのために凍らずに活動することができるのです。