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結婚についての個人的な考え 仲條拓躬 URL

2024/03/28 (Thu) 18:39:35


恋愛や異性に対して執着の薄い男性を、肉(肉欲)を求めない草食動物になぞらえ「草食男子」と呼びますが、そんな彼らがさらに増殖中のようです。政府が閣議決定した2022年版「男女共同参画白書」によりますと、20代男性のおよそ7割が「配偶者、恋人はいない」、さらにおよそ4割が「デートの経験がない」というのです。

そしてその結果か50歳時点で配偶者のいない人の割合が男女ともに約3割に達しているのです。この事実が我が国の少子高齢化が進む要因になっていることは間違いありません。さらに女性に関しての調査によると、子供は欲しくないと言う女性が、2割前後います。

だが、結婚したら、1人ぐらいは子供をつくっておこう、子供がいないと寂しいから、という理由です。このような女性の場合、相手方にも同様の考え方があるのです。このような方は、自分中心的な考え方が強いので、子供のために貴重な時間を費やすというより、自分達の楽しみを求めようとしているので、手のかかる子供は邪魔となるわけです。

近年、女性にも自由な生き方が必要だと強調されています。それは大切な事だと思いますが、その生き方が自分本位な考え方から生じているとすれば、その人格が問われなければならないでしょう。自分本位な人間は、その人とかかわりのある周囲の人々を不幸におとしいれることがあるからです。

自分本位の性格同士では結婚生活もうまく行かずに離婚する方も過去最高を記録しています。挙句の果てには他の男と同棲して子供は邪魔になり悲劇な出来事が起きるのです。虐待を受けても親にしか頼れない子供にとってはとても悲しいことです。子供は思いやりのある見本になる親を求めているのです。

夫婦になるにはその前提として恋人になる必要があります。にもかかわらず、デートをしたことがない20代男性が4割もいてはどうしようもありません。かつての10代後半から30代にかけての男性は私を含めて呑みに行って、ナンパしていました。

ですから「フィーリングカップル5対5」や「パンチでデート」など男女交際のきっかけとなるテレビの恋愛バラエティー番組も大人気でした。いま交際相手のいない理由を尋ねるとほとんどが「出会いがない」と答えるようですが、出会いのチャンスはいくらでもあるでしょう。

なによりも現代には異性を求めて街中に出向かなくても知り合える「マッチングアプリ」なる便利なものがあります。私の若い時代にこんなツールがあったらどうなっていたのだろうと考えると恐ろしくなってきます(笑)

しかし、そこからは表に出て生身の人間と触れ合う必要があります。「恋人なんて束縛されるだけで面倒だ」と考えている若者も勇気をだして触れ合っていただきたい。画面越しでない生身の人間の温かさ、素晴らしさを必ず感じることができるはずです。

また「収入が少ないから結婚できない」と悩んでいるあなた。ひとりでは苦しくても二人ならなんとかなることがいくらでもあります。慎重になるのは悪いことではありませんが、ここ一番での思い切りも人生の中では必要だと思うのです。

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