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残留農薬の心配は 仲條拓躬 URL

2019/09/17 (Tue) 18:01:30


子どもが食べるお菓子では添加物がとても心配です。その次に心配だというと、農薬が残留していないかという点でしょう。原材料の小麦やとうもろこし、大豆、じゃがいもなどを栽培する際に使用された農薬が残留する可能性は否定できないからです。

ただし、残留農薬が見つかるのは、生鮮野菜や果物、あるいは輸入や国産の穀物であることが多く、加工品であるお菓子から検出されることは少ないようです。というのも、仮にお菓子の原材料に農薬が残留していたとしても、洗浄や加工の工程を経ることによって農薬は分解・除去されるので、最終食品にまで残留するケースは少ないからです。

そんな中で、最も心配されるのはナッツ類を使ったおつまみです。これは原材料をそのまま使うことが多く、加工度が低いからです。東京都では、毎年輸入農産物にふくまれる残留農薬の実態調査を行っており、2009年度の調査では、都内に流通していた輸入野菜や果実、穀類など72種340作物について調査を行いました。

そのうち、ナッツ類は、カシューナッツ、松の実、ピスタチオ、ゴマで、それぞれ1サンプルを調べました。調べた農薬は検出されませんでした。また、2008年度の調査では、同様に66種310作物について、283種類の農薬が調べられました。

そのうちナッツ類は、アーモンド、カシューナッツ、ピスタチオ、クルミそれぞれ2サンプルが調べられました。その結果、アメリカから輸入されたピスタチオの1サンプルから、ボスカリドという農薬が検出されました。

ただし、ごく微量で残留の痕跡が見られる程度でした。ナッツ類に対する残留基準は0・1ppmであり、それは大幅に下回っていました。ボスカリドは殺菌剤の一種です。病原菌のミトコンドリアのエネルギー代謝を下げる為、菌はエネルギーを作れなくなって死滅します。果樹や野菜などの灰色カビ病などの防除に使われています。

将来の原料が変わる 仲條拓躬 URL

2019/09/13 (Fri) 18:41:20


遺伝子組み換え作物の安全性が心配ですという人もいるでしょう。飲み物に遺伝子組み換え作物が使われるケースはほとんどありませんが、豆乳などに使われることがないとは言えません。キッコーマン飲料の原料名には大豆とあります。

つまりアメリカ産の大豆ではあるけども、遺伝子組み換え大豆ではないという意味です。豆乳のほか、ビールや発酵種の原料として使われているコーンスターチは、トウモロコシを原料としており、遺伝子組み換えのものが使われる可能性があります。

今のところ日本では、飲み物の原料に遺伝子組み換えのものは使われていません。ただ、アメリカやカナダを中心に、遺伝子組み換え作物の栽培はどんどん広がっています。今後はそれらが使われるケースが出てこないとも限りません。

遺伝子組み換え作物とは、細菌やウイルスなど別の生物の遺伝子の一部を切り取って、大豆やトウモロコシなどの植物の細胞に切り込み、それを育て上げたものです。場合によっては、人工的に作った遺伝子を組み込むこともあります。

日本では、2011年2月現在で、148品種もの遺伝子組み換え作物が安全と判断され、食品として流通できることになりました。それらのほとんどは、除草剤体制と害虫抵抗性の作物です。そもそも遺伝子組み換え作物とは何か?

除草剤体制とは、特定の除草剤を使っても枯れないということです。これは、ある種の土壌細菌の遺伝子の一部を切り取り、大豆や菜種などの作物の細胞の中に組み込みます。すると、その遺伝子が働いて、ある種の酵素が作られます。

この酵素は、特定の除草の作用を失わせる働きがあります。そのため、それらの除草剤を散布しても枯れないというわけです。害虫抵抗性とは、作物を食い荒らす昆虫に抵抗性を持っているということです。作り方は、基本的には除草剤体制と同じです。

アメリカを中心に栽培されているのは、蛾の幼虫やてんとう虫に抵抗性のある作物です。アメリカやカナダ、ブラジルなどでは、こうした除草剤体制または害虫抵抗性、あるいは両方を兼ね備えた大豆、菜種、トウモロコシの大半は遺伝子組み換えもモノになっているといいます。

茨城県人は忘れっぽい 仲條拓躬 URL

2019/09/13 (Fri) 18:37:25


火災件数が最も多いのは東京の7013件ですが、世帯当たりでみると、一位は茨城です。続いて島根、山梨の順となります。茨城といえば、1999年に起きた核燃料サイクル機構の爆発が印象に残りますが、不審や山火事も少なく、最も少ない富山の3倍です。

茨城の気質を表す言葉として「茨城の3ポイ」があります。怒りっぽい、飽きっぽい、忘れっぽいという意味です。怒りっぽいから放火しやすいし、忘れっぽいから、たばこの消し忘れ、コンロの消し忘れが多いのかもしれません。また、茨城は保守的な体質が残っていて、相変わらず親や年長者の力が強いところです。

茨城は別名「こいのぼり市場」といわれ、5月の節句のお祝いには巨大なこいのぼりが泳ぎます。昔、関西のこいのぼり業者が、そんなに、茨城はこいのぼりが盛んならと売り込みに来ましたが、小さすぎてまるで売れなかったという話があるほどです。雛祭りよりはるかに力が入っています。冠婚葬祭も派手です。

これは、みっともない事をしたくないと言うメンツ、プライドからできています。しかし、考え方は誠実です。日本三名園のひとつである水戸の偕楽園は梅で有名ですが、桜なら花を見るだけ。梅なら花を見た後、実も食べることができるため梅にしたといわれています。

茨城弁は「ふんじゃぶす」「ぶちまわす」など早口でアクセントがないため、言葉が乱暴に聞こえます。また敬語も簡略で「食べらっしょ」とか「おあがりなんしょ」など丁寧表現しかないです。なれない他県の人が聞くと怒られているような気がするのです。

そのうえ、口下手だから誤解されやすいです。お世辞もちゃらちゃら言うのも苦手なため、商売に向いている性格とは言えず、明治のころは巡査になった人が多い。また政治好きで、地元建設の社長は県会議員をしていることが多いです。女性は勝気でしとやかさには欠けますが、見かけより女っぽいし、県西部や県南部は水との戦いを繰り返してきたところだけに、男女とも粘り強い人が多いと言います。

自然に存在しない合成物質 仲條拓躬 URL

2019/09/12 (Thu) 18:19:35


自然に存在する物質をまねて、化学合成したものがこの世には存在します。とりわけ危険性が高いのは自然界に存在しない化学性物質で、自然界に存在しないがゆえに、人間の体はそれをうまく処理する能力を持っていません。

つまり、分解して処理することができないのです。そのため「異物」となって、臓器や組織に蓄積され、細胞や遺伝子に作用し、その機能を低下させたり、がん化させることがあるのです。また、ホルモン系、免疫系、神経系などを撹乱することもあると考えられます。

一例をあげると、防かび剤のOPPやTBZ、合成着色料の赤色2号、酸化防止剤のBHA、保存料の安息香酸Naなどです。こうした化学物質は、本来ならいずれも食品に混ぜるべきではありません。

これらの化学合成物質は、自然界や体内で分解されないという点では、プラスチックと同様です。したがって、これらの添加物を食品に混ぜるということは、ある意味プラスチックを混ぜるのと同じようなことです。

それから、これはどちらの合成添加物にもいえる事なのですが、その安全性は人間で確認されたものではありません。すべてネズミなどを使った動物実験で調べられたものです。ですから人間に対して安全であるということはできません。

「おそらく害はないだろう」あるいは「害は少ないだろう」という推定のもとで、使用が認められているに過ぎないのです。しかし、動物で毒性が現れないかといって、必ずしも人間にも現れないとは限りません。

人間のほうが、動物よりも敏感な面が少なくないからです。特に微妙な影響は、動物では分かりません。例えば、胃部不快感。つまり、胃粘膜が刺激されたり、張った感じになったり、重苦しくなったり、ビリビリとしたり、気持ちが悪くなったという表情です。

おそらくすべての人が、多かれ少なかれ添加物の影響を受け続けていると、長い間にそれが蓄積されて重い症状につながることも考えられます。したがって、できるだけ添加物の少ない食べ物や飲み物を取るようにしたほうが良いと思うのです。

パワーハラスメント法制化 仲條拓躬 URL

2019/09/11 (Wed) 18:15:42


日本企業を取り巻く環境は色々なハラスメントが存在し、現在30を超えるハラスメントの名称があると言われております。人事関係におけるハラスメントのうち、セクシャルハラスメント、マタニティハラスメントについては、企業対応として法制化されており、就業規則等への記載、相談窓口の設置、迅速対応等の措置を講ずることを求められています。

企業が対応しなければならないハラスメントにパワーハラスメントが法制化され5月19日に法案が成立して、大企業は来年2020年4月から、中小企業は2年以内の猶予措置後に施行されることになりました。

セクシャルハラスメントについては、相手が不快に感じる性的言動等が含まれている為、多様なハラスメントに対応する必要があり、管理者や従業員への教育周知も含めて対応を与儀なくされておりました。

パワーハラスメントについて今まで、具体的な行動がパワハラの要素として取り扱われてきた為、明確な基準が示されていなかった事もあり、何がパワハラで何が業務上必要な範囲の指導なのかが曖昧でした。部門を監督する管理職にとっても、疑心暗鬼の状態で労務管理を行なわなくてはならないと言う声があがっていました。

最近ではパワーハラスメントについても、色々な事例が発生しており、多くの判例が示されました。昨年10月に労働政策審議会において、判例を基準とした定義が明確化され、厚生労働省により、その定義が示されています。以下に、パワハラの概念とパワハラの6類型を紹介します。

まず、パワーハラスメントの概念ですが、優越的な関係に基づいて行われることです。職務上の地位が上位あり、業務上の知識経験が豊富あり、集団による行為などです。また、業務の適正な範囲を超えて行われることで、必要性のない、目的を逸脱、不適当な手段、社会通念に照らして許容範囲を超えることです。

そして、身体的若しくは精神的な苦痛を与えること、又は就業環境を害することです。例えば、身体的、精神的に圧力を加えられ負担と感じること(平均的な労働者の感じ方を基準とする)職場環境が不快となり、能力発揮に悪影響が生ずることです。

パワーハラスメントの6類型として、1.身体的な攻撃(暴行・傷害)足で蹴られる、胸ぐらを掴む、髪を引っ張る等。2.精神的な攻撃(脅迫・名誉棄損・侮辱・暴言)大声で叱責、物を投げる、人格を否定したことを言われる等。

3.人間関係からの切り離し(隔離・仲間外し・無視)挨拶を無視し、会話しなくなった、他の社員に「〇〇の仕事を手伝うな」と指示された。4.過大な要求(業務上不要なこと・遂行不可能なことの強制、仕事の妨害)終業間際にいつも仕事を押し付ける、休日出勤しても終わらないほどの仕事などの量の強要です。

5.過少な要求(能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命ずる又は仕事を与えない)営業職なのに買い物や倉庫整理などを必要以上に強要される。6.個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること)交際相手の有無を聞かれ結婚を推奨された、個人の宗教をみんなの前で言われ否定や悪口を言われた。

業務上必要な教育や指導の範囲であっても、複数回に亘り何度もしつこくしたり、高圧的な態度で接したりすること。逆に全く指導をしなかったりすることもよくありません。パワハラの定義を良く理解して頂き、適切な距離感で部下と接することがこれからの役員や管理職に求められております。

とうもろこしと大豆 仲條拓躬 URL

2019/09/10 (Tue) 17:43:51


とうもろこしには、穀物トウモロコシ、生食用のスイートコーン、サイレージ用がありますが、お菓子の原料や飼料に使われているのは穀物トウモロコシです。日本は穀物トウモロコシを世界でもっとも多く輸入している国で、2010年度で約1620万トンを輸入しています。そのほとんどはアメリカからで、他はアルゼンチンやブラジルなどからです。

穀物トウモロコシの65%程度は飼料用に使われ、20%程度がコーンスターチの原料として、残りがコーンフレークやお菓子、アルコールの原料などに使われています。なお、穀物トウモロコシは全量を輸入に頼っています。スナック菓子などの袋を見ると、「とうもろこし」という表示を見かけると思います。

これは、遺伝子組み換えされていない、つまり通常のトウモロコシを使っているという意味です。アメリカで栽培されているとうもろこしは、すでに大半が遺伝子組み換えのものになっています。これは、ある種の細菌の遺伝子をトウモロコシに組み込んで、特定の除草剤に枯れにくくしたり、害虫に食われにくくしたものです。

米農務省の調査では、2009年のとうもろこし作付面積に占める遺伝子組み換えとうもろこしの割合は85%に達したことが分かっています。ところが日本人は、遺伝子組み換え作物を嫌う傾向にあるので、組み換えトウモロコシを原料に使うことができません。

それで組み換えでないトウモロコシを輸入して、お菓子やコーンスターチなどの原料に使っているからです。分別して組み換えのものが混じらないようにしているのですが、100%混じらないかというと、わからない面があります。

大豆は国内でも生産されていますが、わずかであり、大半は輸入されています。2008年度の国内生産量は、26万1700トンであったのに対して、輸入量は371万1000トンと、約14倍です。

輸入先でもっと多いのはアメリカで、他はブラジル、カナダ、中国などです。大豆の大半は大豆油の原料として使われ、ほかに豆腐、味噌、醤油、そしてお菓子などの原料に使われています。

トウモロコシ同様、アメリカで栽培されているのは、ほとんど遺伝子組み換えのものです。特に特定の除草剤に枯れない大豆が多く栽培されています。米農務省の調査では、2009年の遺伝子組み換え大豆の作付面積は、全体の91%にも達しています。

お菓子の袋に「大豆」という表示がありますが、遺伝子組み換えされていないものを分別して輸入し、原料に使っているということです。ただし遺伝子組み換えのものが混じることがあります。5%未満であれば、混じっても「遺伝子組み換えでない」という表示が認められています。

日本人の広がり 仲條拓躬 URL

2019/09/09 (Mon) 18:40:46


大日本帝国とはどれだけの広がりを持ったのだろうか。版図の拡大に加えて、「日本」と「日本人」の領域を考える取り組みが進んでいます。植民地帝国として日本を捉えたときにまずイメージされるのは台湾と朝鮮でありますが、北海道や沖縄も、侵略や同化政策が行われたという観点に立てば「植民地」であったとする見方が示され、ほぼ定着しています。

もっとも、そこで示されたのは「日本」と「植民地」の間に線を引くことではなく、同化に代表される権利や旧慣保護に代表される排除の論理が共存していたという現実とどう向き合うかということではないでしょうか。

この意味において、近年、ハワイや南北アメリカの移民や、国内における内地問題、そして戦後の引き上げまでを視野に、アジア太平洋規模で日本人の広がりを捉えようとする試みがなされ、政治のみならず、経済社会までを含めた「日本」の広がりをどう捉えるかが関心を集めているのです。

たとえば、アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスにある移民博物館にはイタリア人移民と並んで、日本人移民の展示スペースが設けられています。そこには彼らが作ったひな人形や現地で発行した漢字新聞、母国から持参した衣服からレコードまで、戦前のみならず戦後に至るまでの数々の資料が展示されているのです。

現在、人口減少に直面するなかで、南米から日系三世や四世が日本に迎えられています。こうしたなかで、「日本人」の広がりを考える必要性は、以前とは比較にならないほど増しているのです。

とんがりコーンと厚焼き醤油せんべい 仲條拓躬 URL

2019/09/09 (Mon) 18:39:45


とんがりコーンは、独特のカリカリ感のある食品でその歯触りが好きという人も多いと思います。パツケージには「米国ゼネラルミルズ社との技術提携によっておいしく仕上げたスナック」とあり、植物油脂で独特の形にあげてあります。

なお、しょうゆシーズニングとは、しょうゆを加工した調味料のことです。油が酸化して過酸化油脂質ができるため、ビタミンEを添加して酸化を防いでいます。ビタミンEの安全性に問題はありません。ただし、それほど酸化防止力が強いわけではありません。

このほか、調味料、天然着色料のカラメル色素、膨張剤の重曹、香料などが使われています。調味料の無期塩は、塩化K、リン酸K、リン酸Naなど7品目あって、6品目はリン酸塩です。いずれも毒性はありません。

ただし、リン酸を取りすぎると、カルシウムの吸収が悪くなって、骨が弱くなる可能性があります。なお、「無期塩等」の「等」とは、無期塩以外にも、アミノ酸や核酸などの調味料も使っているという意味です。

カラメル色素は天然着色料の一種で、カラメルI、カラメルII、カラメルIII、カラメルIVの四種類があります。カラメルIIIとカラメルIVはアンモニウム化合物が原料に使われていて、米政府による動物実験で発がん性の疑いがもたれています。しかし、これらの四種類のどれが使われても、「カラメル色素」あるいは「カラメル」としか表示されません。

厚焼き醤油せんべいは、言うまでもなく日本の伝統的なお菓子です。亀田製菓や越後製菓などの大手のほか、多くの地方の中小メーカーからも製品が出ています。大手、中小に関係なく、ほとんどの製品に使われている添加物が調味料です。

調味料は、味付けの目的で使われているもので、アミノ酸、核酸、有機酸、無期塩の四種類があります。アミノ酸の代表格は、なんといってもL-グルタミン酸Naを使った場合、「調味料」という表示になります。

核酸の代表格は、イノシン酸Naで、それが使われると「調味料」という表示に。このほか、有機酸や無期塩の添加物が使われた場合は「調味料」という表示に。なお、「調味料」と「等」がついている場合は、L-グルタミン酸Na以外に核酸系などの添加物が使われていることを意味します。

ちなみに味の素は、L-グルタミン酸Naに微量の核酸系のものが使われています。そのため、味の素を使った場合は「調味料」という表示になります。せんべいには、さらにカラメル色素を使った製品がとても多くなっています。カラメル色素などが加わったせんべいを食べると、塩分が多いこともあってか、胃の粘膜が刺激されて、胃部不快感があります。

官僚の一番多い県は 仲條拓躬 URL

2019/09/09 (Mon) 18:38:48


昔、官僚は世間からもエリートとみられていましたが、1990年代以来は、マスコミを中心とした「官僚バッシング」が蔓延して、官僚は「ワル」になってしまいました。官僚の問題点は大きく以下の3つにまとめられます。

第一に、一度決めた計画は変更しません。たとえば、高速道路やダムなどの建設計画は、数年もしくは数十年前に決めたことなのに、意地でもやり遂げようとします。新薬なども一度許可したら、まず販売停止などすることはありません。

第二に、間違いは認めません。たとえ、自分たちが間違っていても、間違いと認めることはないのです。官僚は立場やメンツを重んじるからでしょう。万が一の時は、ほかに責任を擦り付けるのです。

第三に、官僚には天下りがあります。この天下りが、官民の癒着につながっていることはいうまでもありません。天下り先は関連の民間企業や特殊法入にとどまらず、知事をはじめ地方自治体の幹部までと実に幅広いのです。

2002年に入って、2億5千万円の脱税で逮捕された税理士の浜田常吉も、元札幌国税局長という肩書きがあったから、人脈を期待した顧問先生が多かったのはいうまでもありません。このほか政治家になるのも、天下りの一種です。

特殊放任の理事長になると、黙っていても年収2~3千万円、これを4年間続ければ、また2千万円ほどの退職金がふところに入ります。さらに、その後、別の特殊法入に渡ってと繰り返し税金をかすめとっているのです。

これを「天下り太り」といいますが、こんなおいしい商売はないでしょう。主要省長の幹部職員1780人の出身県をみると、最も多いのは東京の375人。全体の2パーセントを占めていますが、人口比でみると一位は香川の32.91人です。

二位東京、三位大分と続きます。香川は思いがけないお金が入ったら、子供の教育のために貯蓄するといわれるほど教育熱心なところです。そのため東大、京大に進学する人が多いのです。また考え方も緻密で付き合いも上手だから出世しているのでしょう。

香川では足の引っ張り合いが多く、積極的に何かしようとすると、陰口をたたく人が多い。また香川は「へらこい」気質。がめつい。ケチ、ずるがしこいという意味に加えて、へらこいには、自己防衛という意味もあると言います。

こう見てみると、まさに、日本の官僚は香川県人の気質そのものなどでしょう。ところで、大阪はなんと36位です。昔から「官の東京、民の大阪」といわれるように、大阪の人には、官僚的体質は合わないようです。

終戦時の東南アジア各地 仲條拓躬 URL

2019/09/05 (Thu) 18:11:09


1945年8月14日の夜、東南アジア各地の占領地にいた日本人は、翌日正午に重大な発表があるのでラジオの前に集まるように、という指令を受けました。その頃、なんと国内の日本放送協会の放送がそのまま占領地へ中継されていたのです。

つまり、大東亜共栄圏内では、植民地や占領地にいる日本人たちも同じ放送を聴けるように、国内の日本放送協会の番組をそのまま中継して送っていたのです。東亜中継放送と言います。結構本国からの情報の発信には力を入れていたわけです。

いまでこそ、衛星中継というものがあって、海外在住の日本人は日本のテレビまで見られる時代だけれど、戦時中としては随分、進んだことでした。しかも、占領地では日本時間が採用されていたから、日本の正午の放送は、現地時間でも同じく正午に放送されました。

8月15日の正午の放送を実際に聞くことができた日本人が、東南アジア各地でどのくらいいたのかはよくわからないが、遠隅地にいた人たちも、何とか努力してその日はラジオのあるところまで行ったと言います。一台のラジオの前に多くの人たちが集まって一斉に耳を傾けた。

するとそれが、「咲深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状ト二鑑ミ・・・時局ラ収セムト欲シ・・・」で始まり、ポツダム宣言を受け入れて無条件降状することを述べた天皇の「終戦の招書」だったのです。いわゆる玉音放送です。

それに先立つ数か月間、沖縄には連合軍が上陸して激しい地上戦が展開され、日本本状では連合軍による空爆が相次ぎ、最後は広島と長崎に巨大な原子爆弾が投下されて、国民は追い詰められました。

だから日本国内では、敗戦をなんとなく感じ取っていた人も結構いたと思いますが、東南アジアの占領地の中には、ジャワ、スマトラ、マレー半島など、まったく戦闘も空爆もなく平穏だった地域も多く、そういうところにいた人達にとっては、敗戦の知らせは青天の霹靂だったのです。

その頃は、負け戦のことはあまり報道されてなくて、大本営発表のニュースは、日本にとって勇ましい話が多かったから、敗戦などと突然言われても信じられなかったのです。「これは敵の謀略に違いない」と言って信じない人たちもいたのです。情報がたくさん入ってくる地域の場合には、そのような誤解はやがて解けていったのです。

たとえば、インドの収容所に入れられていた日本人の間で、敗戦を信じる「負け組」と、信じない「勝ち組」に分かれて抗争したことまであったのです。それから、ジャングル地帯など、隔離された地域では、その後長い間敗戦を信じない人たちもいました。その一番極端な例が、グアム島に28年間身を隠していた横井庄一さんや、ルソンに30年間潜んでいた小野田寛郎さんのようなケースなのです。

一方、敗戦は信じたけれど、その事実を受け入れようとせず、「我々は無傷だ。このまま降参するなんてとんでもない。これから我々だけでも連合軍と戦おう」と息巻く部隊もありました。そうかと思うと、「いったい自分はこれまで何のために汗水流して……?」と考え、虚脱状態になって、あるいは自殺をした日本人もいたのです。

たとえばバリ島に戦前から住んでいて、インドネシアの民族主義者たちとの付き合いも深かった三浦襄ここに眠ると記された墓標が建てられています。異国で突然聞いた敗戦の知らせ、その後それぞれの人たちがどんな反応を示し、どのような行動をとったかは、そんな風に様々に異なっていたようです。

でも負けたのだから、日本本土とその植民地・占領地は連合軍によって占領され、日本軍は武装解除され、外地にいる日本国籍のものは、すべて強制的に引き上げなければならなくなりました。帰国を喜んだ人もあった一方で、戸惑った人たちも少なからずいました。そしてこれ以後アジア各地で様々な人生が展開されたのです。

日本では「大地の子」という本が出版されテレビドラマ化もされました。一度見て頂ければわかりますがショックで涙が止まりません。あれは、日本人が開拓移民などでたくさん住んでいた中国の東北地方つまり満州で、終戦前後の混乱の時に、親と子が離れ離れになったことから始まる出来事だったのです。

その当時は、実際にそういうことがたくさん起こったのです。終戦の数日前に、ソ連軍が日ソ不可侵条約を一方的に破り宣戦布告して国境を越えて進軍してきたため、そこに住んでいたたくさんの日本人は逃げ惑ったのです。終戦になって、日本軍が降参した後もまだそれは続いたのです。

食糧もないままに、小さな子供や老人を背負って徒歩で逃げたけど、途中、怪我、病気に襲われてみんなひどい状態だったのです。多くの人が命を落とした。「このままでは皆死んでしまう」と思った親たちは、幼い命を守るために我が子を、知り合いの中国人に預けて逃げてこなければならないことも多かったのです。離れ離れにならなければいけない親子もいたのです。戦争はなんと惨いものなのだろうか。


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